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2015年01月18日

命がけのFX〜人生をかけた大博打!!〜


大げさなタイトルですね。でもそれだけリスクがあるということです。

スイスの通貨であるフランで2015年1月15日の午後6時半ごろに歴史的な相場の動きがありました。FXをしている人の中には、数百万円、数千万円規模の莫大な利益や借金を抱えた人がでたようです。FX取引業者で破綻してしまったところも出ています。本日はFXで多額の借金を負ってしまう仕組みを記載いたします。



FXで借金.png




●FXで元金以上にお金を失う理由

FXには強制ロスカットという仕組みがあります。この強制ロスカットとは、「取引をしている本人の意志に関係なく自動的に決済して、損失を証拠金(自分がFXをするために業者に預けている正味のお金)内におさめるシステム」です。つまり、手元のお金がなくなる前に取引が強制決済されるので、FXで多額の損をすることはあっても、借金を負うことは稀となります。


では、なぜ借金を負ってしまう人が出るのか?


これはスリップという現象によるもので、指値(今回の場合は強制ロスカットが発動する値)と実際に決済された値との間に価格差が生じることを指します。値動きが激しければ激しいほど大きな差が生じる可能性が高くなります。

つまり、本来であれば手元のお金がなくなる時点で強制ロスカットが発動し、取引業者に預けていたお金を失うだけですむはずだったのが、スリップしてしまい手元のお金を大きく超える損失で決済されてしまったのです。





●具体例

下の図は、スイスフラン/円の実際の値動きを示したものです。年間の変動幅を大きく超える値動きがたった数分で起りました。数日前、数時間前の値動きとまったく違う動きです。
FX強制ロスカット.png

※1プロット1週間



FX強制ロスカット60分足.png

※1プロット60分



これだけの値動きですから、指値注文も強制ロスカットも上手く機能せずに多額の借金を背負ってしまった方がたくさん出てしまいました。

今回の事例でスリップの具体例をあげれば、1スイスフランが116円で強制ロスカットされるはずが、急激な値動きによって130円、150円、160円といった値で決済されてしまったケースが起きたと考えられます。

歴史的な値動きですが、これからFXをはじめようと考えている方は、このような事象も起りうることを認識してリスク管理をすることをおすすめします。



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posted by うたた寝 at 06:47 | Comment(2) | TrackBack(0) | 貯金の仕方 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
うたた寝さん
お久しぶりです。
自分も大学時代から経済の勉強を兼ねてFXを初めていましたが、今回のようなボラリティは正直想定していませんでした。
今回、自分は直接スイスフランに手を出してはいませんでしたが、円/ユーロなどで持っていたポジションを根こそぎロストカットされてしまいました(笑)
やはり株為替は根本的にはギャンブルであることを忘れてはいけませんね...
Posted by どえむ at 2015年01月18日 15:57
どえむさん、お久しぶりです!

仕事は順調でしょうか?きっと大変な業務を日々こなしているのでしょうね。
自分が社会人1年目だったころを思い出します。。。


今回のように3000pips以上の動きが数分で起る事象は当方もはじめてです。
低レバレッジでも、損切りやロスカットにあった人は多いでしょうね。


当方は数年前にFXを引退しましたが、今回の件は良い勉強になりました。

投資は自己責任なのは良くわかっています。
しかしながら、一瞬で年収以上の損失を与えるような金融商品の取引を
可能としておくのはどうかと思ったりしています。

つまらない世の中になってしまうのも避けなければいけませんが。。。


Posted by うたた寝 at 2015年01月18日 21:12
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